You Only Live Once〜ゲイに生まれた作者の完全実話〜
プレゼントを
渡し終えたナオキ。


唖然とする、
智美様。


数分の沈黙の後、
何故かナオキは
全速力で帰ったそうです。


「僕からのプレゼントが相当嬉しかったみたいで、無言になっちゃってたから、場の空気に耐えられなくて…テヘ(照)」


相変わらず
自信満々のナオキ


だったのですが…


翌日、
ナオキのプレゼントは
下駄箱へと返却されていた
そうです。


「ごめんなさい」


レシートの裏に書かれた
たった、5文字の謝罪文とともに。


その後も、
彼は持ち前のポジティブを生かし
智美様に対して、
猛追を仕掛けるのですが、


ことごとく玉砕し、
終いには、こんな言葉を
口にするようになりました。
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