心と体の距離


「え?」

「好きだよ。
瑠璃よりずっと前から俺は好きだった。」

「…うそ。
ほんとに?いつから?」

「もうずっと。
体だけで繋ぎ止めようとしてごめん。」

「ううん、ありがとう。」

そう言うや否や体がふわっと浮いた。
気付くともうベッドの上。

「今までで一番
幸せな気持ちにさせてやるよ。」


「…ちょっと!待っ…!」



「だーめ。待たないよ。」



それから本当に幸せ過ぎて
涙が止まらなかった。






「瑠璃、愛してるよ。」

「わたしも、愛してる。」



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