心と体の距離
食べ終わって
ソファに座ってたら
膝に頭を乗せてきた。
何この展開。
「めっちゃくちゃ眠い。」
そう言ってわたしの膝で寝てしまった。
顔整ってるなー、ほんと。
マイペースだけど嫌味がなくて
仕事も出来る。
この男はどんな人を好きになるんだろうか。
しばらくしてわたしも寝てしまっていた。
目を覚ますとタオルケットがかけられていて
もう笠原の姿はない。
ありゃ、寝ちゃってた。
「起きた?今日は帰る?
泊まってもいいけど。」
笠原はパソコンに向かいながら
声をかけてくれた。
「今日は帰るよ。色々ありがと。
なんかほんとごめん。」
洗濯してくれていたシャツに袖を通しながら
洗面所から答えていると、
「いいねえ、そそる。」
と目の前に笠原。
「ちょっと!!」
急いで隠すけど時すでに遅し。
「…っ…はぁ、…ちょ、…待っ」
笠原のキスで何も考えられなくなる。
「スイッチ入っちゃった♪
いっただきまーす!」
とそのままベッドIN
「あ!…笠、原っ!!」
笠原の動きが止まる。
「だーめ、名前。ほら、瑠璃?」
「はぁ、はぁ、いじわる、しな、で
よ、…陽、佑。」
「はい、よく出来ました!」
「んぁっ!!…あぁ!!」
今までよりも激しく動く姿もイケメン。
ほんと、上手。