【超短】夏一夜の恋。【完】
「優、さん……」
「ん……」
お互いの唇が離れれば、今度は額をくっつき合わせて、お互いの吐息を感じる。
「奏絵ちゃん、好きだよ」
「はい……はい……っ」
こんな距離に優さんの顔があってすごく恥ずかしいはずなのに、離れたくない。
ずっと離れたくない……。
どうして、夏祭りを一緒に楽しんだだけなのに、こんな気持ちになれたのか。
そんなこと、分からない。
分からないから、一目惚れしてしまうんだろう……。
「優さんの唇、すごく冷たいんですね」
「奏絵ちゃんの唇なんて、すっごく熱かったよ。今の奏絵ちゃんの顔ぐらいに」
「もう……」
二人で笑いあって、再び夜空に咲く花を見つめる。
けれど、先ほど見た花火よりさらにもっと輝いて見えた。
「ん……」
お互いの唇が離れれば、今度は額をくっつき合わせて、お互いの吐息を感じる。
「奏絵ちゃん、好きだよ」
「はい……はい……っ」
こんな距離に優さんの顔があってすごく恥ずかしいはずなのに、離れたくない。
ずっと離れたくない……。
どうして、夏祭りを一緒に楽しんだだけなのに、こんな気持ちになれたのか。
そんなこと、分からない。
分からないから、一目惚れしてしまうんだろう……。
「優さんの唇、すごく冷たいんですね」
「奏絵ちゃんの唇なんて、すっごく熱かったよ。今の奏絵ちゃんの顔ぐらいに」
「もう……」
二人で笑いあって、再び夜空に咲く花を見つめる。
けれど、先ほど見た花火よりさらにもっと輝いて見えた。