輝きに満ちた世界で


「さよっち。今日、大丈夫?」



姫華が心配そうに聞いてくる。



「まあ、頑張る。
途中で学校から逃亡してみんなと合流する予定。」



そう。一旦校外に出てしまえば、こっちのもん。

そのために色々頼んだりした。



姉ちゃんに事務所を出たら連絡をくれるように頼んである。
その連絡がきたら私は着替え台のあるお手洗いで着替えて校舎から出る。



学校の近くでみんなと合流する。



私は着替えを入れたバッグを持って姫華と校舎を回る。

1時間ぐらい屋台や娯楽を回って遊んでいた時、私のケータイが鳴った。



「姫華、私もう行かなくちゃ。」



「うん、いってらっしゃい。
客席で待ってるね。」



私は姫華と分かれ、着替え台のあるお手洗いに向かった。

ほかの学校にはない設備に感謝した。

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