輝きに満ちた世界で


少し走って着いたのはあまり見慣れない裏門。



「じゃあ、降りて。
2階に控え室が用意されてるらしいから急いで行ってね。



結城君もいるし、行けばわかるはず。」



私たちはそう言われて車から降ろされた。

みんな、サングラスとかをしていて逆に目立ちそうだが、人通りが少ない道だったので悪目立ちはしなかった。



控え室の前には言われた通り、結城が立っていた。



私たちは男女一部屋ずつの控え室に入り、それぞれ用意を始めた。



用意された衣装に腕を通し、鏡で確認する。



姉ちゃんと星羅さんが既にメイクに入っていて私も急いで鏡台の前に座る。



モデルを初めてからやり始めているスキンケアをいつも通り続ける。

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