輝きに満ちた世界で


靴をヒールのあるショートブーツに履き替えて1度外したメガネをかけ直しベレー帽を被った。



鏡をで見直すとメガネのかけ方に少し違和感を持った。



私は2人の様子を確認すると姉ちゃんは鏡を見ながらマスカラを塗り直していて、星羅さんはウォーキング前の準備体操のように屈伸をしていた。



「星羅さん、メガネどっちがいいと思いますか?」



私はそう言って普通にかけるのと少しにかけるのを繰り返しやってみせた。



「下の方が小夜ちゃんには合うんじゃない?」



「ありがとうございますっ!」



私はそう言ってまた鏡を見る。
1番ズレにくい場所を探す。



「これで完成かな。」



私はそう言って伸びをした。



少し待つと姉ちゃんの準備も終わって私たちは控え室を出た。

< 126 / 252 >

この作品をシェア

pagetop