輝きに満ちた世界で


影アナをした順に特設ランウェイを歩く。



私はタイミングを見計らってランウェイへ足を向ける。
ランウェイから見えるのは校内で見たことのある顔ばかり。



「「「こま〜ち〜!」」」



そんな大きな声が聞こえた。
声の元を辿るとそこにはクラスメイトが数人いた。



私は驚いて目を見開き、少し笑った。

ランウェイの先端まで歩き、トークコーナーが行われる場所に戻る。



どこかの教室から運び出されたであろう席に着いた。

私のあとに歩いた結城が私の隣に座り、イベントがスタートする。



トークテーマは私と結城が秋コレのミーティングで休んでいた時に行われたアンケートの“質問欄”に書かれたものから抜粋されたものだった。



その質問についてそれぞれが小さなホワイトボードに答えを書いていったり、Yes,Noが書かれた札を上げたりというやり方。

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