輝きに満ちた世界で
目を覚ますと口元にタオルを噛まされ、手を縛られていた。
そこには20代前半の男が3人と奏か立っていた。
「やば、マジで小町。」
「ホンモノむっちゃ可愛いじゃん。」
そう男たちがニヤニヤしながら私を見る。
「おい、これヤっちゃっていいの?」
「あんたたちの好きにして。」
奏がそう言って私を見下ろした。
「じゃあ、あとよろし...やぁ!」
立ち去ろうとした奏を1人の男が私の隣に投げ飛ばした。
手早く奏の手を縛る。
「なにすんの!」
「やっぱ、1人より2人いた方がいいだろ?
金もらってもさ、たりないもんはたりないんだよ。」
私はその光景に目を見張った。
この状況はまずい。
私は頭をフル稼働してこの状況を打開する方法を考えた。