輝きに満ちた世界で
平常授業も始まり、仕事との両立にも慣れてきた頃。
私は家に帰り、制服から部屋着に着替えてた時。スマホがなった。
私は手を伸ばし耳にあてた。
「はい、英です。」
『もしもし、小夜ちゃん!』
あぁ、こんなこと前にもあったっけ。
「何かありましたか?」
『ちょっと詳しい話は後!
いったん事務所来て!』
そう言って祐子さんはぶつりと電話を切った。
あの焦り方は異常。
私は急いで準備をして事務所へと急いだ。
事務所に入ると奥から祐子さんが走ってきた。
「小夜ちゃん、こっち!」
私は祐子さんに手を引かれて歩く。
辿り着いたのは会議室。
開いた扉の先には結城と結城のマネージャー、そして事務所の社長がいた。
藤峰社長にはあの契約した時以来、会っていない。
「集まったわね。じゃあ始めるわよ。
今回来てもらったのはこれについて。」