秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
あたしが一番乗りになればきっとクラスで注目されるだろう。


想像して、少しだけ笑った。


それはまるで自分がクラスカーストのトップに立ったような、そんな心境だった。


あたしは《秘密を暴露する》


というボタンをタップし、ゆかりの秘密を書き込んだのだった。

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