秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
「偶然知っちゃった噂だから本当かどうかわからなかったけど、ポイントを貰えたってことは、きっと本当だったんだねぇ」
あたしも剛と同じように声を大きくしてそう言った。
すでに登校して来ていた和弘が居心地悪そうに視線を逸らせる。
あたしの言葉1つでクラスメートたちの態度が変化する。
それが快感だった。
「それに比べて美花たちはまだなにも投稿してねぇな。やめろとか否定的だしな」
「美花たちは意外といい子だからね」
あたしはそう言って笑った。
ここで剛を味方につけておけば、後から面白くなってくるかもしれない。
そう、思っていたのに……。
「ちょっと、可奈」
弘江があたしの腕を掴んで引っ張ったのだ。
あたしも剛と同じように声を大きくしてそう言った。
すでに登校して来ていた和弘が居心地悪そうに視線を逸らせる。
あたしの言葉1つでクラスメートたちの態度が変化する。
それが快感だった。
「それに比べて美花たちはまだなにも投稿してねぇな。やめろとか否定的だしな」
「美花たちは意外といい子だからね」
あたしはそう言って笑った。
ここで剛を味方につけておけば、後から面白くなってくるかもしれない。
そう、思っていたのに……。
「ちょっと、可奈」
弘江があたしの腕を掴んで引っ張ったのだ。