秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
クラス内に暗黙のルールができあがったような感覚だ。


掲示板を確認していくと面白い暴露が沢山書き込まれている。


しかし、それはどれも些細なことで別にビックリするような秘密ではない。


誰でも持っているような、それこそ、水虫程度の暴露だ。


ポイントも随分と低い。


信吾から聞きだした秘密が上回る物はなにもない。


それを確認したあたしはニヤリと笑った。


これでターゲットはオタクグループに絞られた。


「思った通りの展開だよ」


あたしは小さく呟いたのだった。
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