秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
拓郎が振り上げたのだ。
『やめろ!!』
良平が悲鳴を上げると同時に、画面がブレた。
呼吸をするのも忘れて見つめていると、次の瞬間血に染まった良平の腕が見えていた。
どうやら顔を腕でガードし、切りつけられたようだ。
「嘘でしょ……」
スマホを持つ手が震えてしまう。
こんなの嘘だ。
演技に決まってる。
2人してみんなを驚かせようとしているんだ。
そう思って見ても、体の震えは止まらなかった。
『やめろ!!』
良平が悲鳴を上げると同時に、画面がブレた。
呼吸をするのも忘れて見つめていると、次の瞬間血に染まった良平の腕が見えていた。
どうやら顔を腕でガードし、切りつけられたようだ。
「嘘でしょ……」
スマホを持つ手が震えてしまう。
こんなの嘘だ。
演技に決まってる。
2人してみんなを驚かせようとしているんだ。
そう思って見ても、体の震えは止まらなかった。