秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
☆☆☆
翌日は思っていた通り組の生徒は全員葬儀に参列することになっていた。
「ちょっと2人とも」
バスへ乗るために教室から移動する際、あたしは弘江と直美を呼び止めた。
「どうしたの?」
直美は先に行ってしまうみんなを見ながらそう聞いた。
「今から裕の家へ行かない?」
あたしの提案に2人とも驚いた顔をしている。
「裕の家? 今から葬儀なんだよ?」
弘江がそう言う。
「葬儀には行かない。裕がどうしているのか気になるの」
「それはあたしも気になるけど……」
裕はあたしたちの味方に付いているハズだけれど、学校に来たり来なかったりを繰り返しているので動きが読めないのだ。
翌日は思っていた通り組の生徒は全員葬儀に参列することになっていた。
「ちょっと2人とも」
バスへ乗るために教室から移動する際、あたしは弘江と直美を呼び止めた。
「どうしたの?」
直美は先に行ってしまうみんなを見ながらそう聞いた。
「今から裕の家へ行かない?」
あたしの提案に2人とも驚いた顔をしている。
「裕の家? 今から葬儀なんだよ?」
弘江がそう言う。
「葬儀には行かない。裕がどうしているのか気になるの」
「それはあたしも気になるけど……」
裕はあたしたちの味方に付いているハズだけれど、学校に来たり来なかったりを繰り返しているので動きが読めないのだ。