秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
《可奈 美花も高宏のことが好きだって言ってた。家に行って話を聞いてあげて欲しい》


《高宏 わかった。今から行ってみる》


そのラインを最後に高宏からの返事は途絶えた。


「どうする?」


あたしと高宏のやり取りを見ていた弘江がそう聞いて来た。


もちろん、美花の家へ行くつもりだった。


高宏と美花が話をしている場面を録画できれば、少しはポイントも上がる事だろう。


「直美、今日は早退するよ」


あたしと弘江は同時に席を立ち、そう言ったのだった。
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