秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
気が付けばクラスメートたちがあたしの机の周りに集まってきていた。
みんなの疑いの目があたしに降り注ぐ。
「ちょっと待ってよ……みんなあたしを疑ってるの?」
「当たり前だろ」
信吾が答える。
「あたしは何もしてない!」
早く動画を投稿しないといけない。
こいつらにやられてしまう前に、ポイントを稼がないと……!
「裕が残してたよ?」
誰かがそう言い、スマホをあたしの前に突き出して来た。
録音アプリが表示されていて再生ボタンが押されると会話が流れ始める。
『このクラスほんとバカばっかり。ちょっと声をかければすぐに秘密を教えてくるんだから』
これは……あたしの声だ……。
いつ録音されたものかわからない。
あたしの声だけど、呟いた記憶もなかった。
「嘘だ……こんなの偽物!!」
みんなの疑いの目があたしに降り注ぐ。
「ちょっと待ってよ……みんなあたしを疑ってるの?」
「当たり前だろ」
信吾が答える。
「あたしは何もしてない!」
早く動画を投稿しないといけない。
こいつらにやられてしまう前に、ポイントを稼がないと……!
「裕が残してたよ?」
誰かがそう言い、スマホをあたしの前に突き出して来た。
録音アプリが表示されていて再生ボタンが押されると会話が流れ始める。
『このクラスほんとバカばっかり。ちょっと声をかければすぐに秘密を教えてくるんだから』
これは……あたしの声だ……。
いつ録音されたものかわからない。
あたしの声だけど、呟いた記憶もなかった。
「嘘だ……こんなの偽物!!」