秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
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登録してしまった……。


翌日になってもその事実はあたしの心の重たくのしかかってきていた。


気だるい気持ちで制服に着替えてリビングへと向かうと、両親が心配そうな表情をこちらへ向けていた。


昨日、高宏が飛び降りたことは両親もすでに知っている。


だから心配してくれているのだろう。


「おはよう」


あたしは重たい気持ちを押し殺してそう言った。


いつも通りの挨拶に、両親の表情が少しだけ笑顔になった。


「おはよう。今日は学校へ行くの?」


母親の言葉にあたしは頷き、テーブルに座った。


「うん。別に休校になってるわけじゃないしね」


そういいながら、すでに準備されていたお箸を持つ。
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