秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
「お前はこいつのパンツの写真を撮って、それをサイトに書き込むだけだ。それだけでポイントが入る」


追い打ちをかけるように拓郎が言った。


「書き込むだけなら写真はいらないでしょ?」


「あぁそうだな。それなら写真は撮らなくていい。パンツの柄を書き込むだけでいい」


拓郎がすぐに折れる。


すると美花の表情が変化した。


さっきまでと比べると随分緩くなっている。


文字で下着の柄を書くとういうことで、随分難易度が下がったように意識させられている。


拓郎の誘導は巧みだった。


「やめろ……」


近づいてくる美花に恐怖心をあらわにする裕。


「大丈夫だよ裕。少し見るだけだから」
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