秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
一瞬にして血の気が引いていくのを感じる。


こんな時間にまとめて届いた通知には、嫌な予感しか感じさせなかった。


あたしは恐る恐るメールを開いていく。


《掲示板に書き込みがあったよ》


《掲示板に書き込みがあったよ》


《掲示板に書き込みがあったよ》


同じ文面のメールに、放課後4人で教室を出て行った後ろ姿が蘇って来た。


あたしはグッと拳を握りしめてサイトを開いた。


《佐々木剛からの暴露!》


そう書かれているが、内容が続いていない。


代わりに裕の線ら写真が載せられていたのだ。

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