秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
商品追加か……。
そんなもの確認してもどうせ関係ないし。
「見て! 1億円だって!!」
大きな声でそう言ったのは3人ではなく、美花だった。
美花は椅子から勢いよく立ち上がって目を丸くしている。
「1億円……?」
あたしが首を傾げている間にも教室内はザワめきに包まれ始めていた。
大人しいグループの子たちまで一斉にスマホを確認して、騒いでいる。
あたしは自分のスマホを取り出して画面を確認した。
案の定《秘密暴露サイト》からのメールが届いている。
《商品追加の情報!
今日新しい商品、現金1億円が追加されたよ!
1億ポイント貯めることができたら、現金と交換!
みんな頑張ってね!》
そんなもの確認してもどうせ関係ないし。
「見て! 1億円だって!!」
大きな声でそう言ったのは3人ではなく、美花だった。
美花は椅子から勢いよく立ち上がって目を丸くしている。
「1億円……?」
あたしが首を傾げている間にも教室内はザワめきに包まれ始めていた。
大人しいグループの子たちまで一斉にスマホを確認して、騒いでいる。
あたしは自分のスマホを取り出して画面を確認した。
案の定《秘密暴露サイト》からのメールが届いている。
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