エテレイン
専属作曲家
「エテレインは、次のライブで解散になる。」
『え?』
予想遥かに超えるその一言に思わず口が開く。
次のライブで解散って。
だってさっき、エテレインは変わらないって。
森はそう言ってたじゃん。
『どうして。』
「それぞれのいろんな事情が重なったから。
俺達は12月25日をもって解散。」
『それは、分かったけどどうして私が・・・作曲家が必要なの?
あと1回なんでしょ、今まで通り3人でやればいいじゃん。』
「特別なことがしたいんだ。最後だから。
それで3人で出した案が特別な曲を作るっていうやつ。
お願い、いちかちゃん。」
パチンと両手を合わせてせがんでくる。
『・・・少しだけなら手伝う。』
本当にちょっとだけなら。
あと1度しか見ることが出来ないステージに立つ彼らのために。
「ホント!?
ありがとう、いちかちゃん!!」
目をキラキラさせた溝江が私の手を取った。
『え?』
予想遥かに超えるその一言に思わず口が開く。
次のライブで解散って。
だってさっき、エテレインは変わらないって。
森はそう言ってたじゃん。
『どうして。』
「それぞれのいろんな事情が重なったから。
俺達は12月25日をもって解散。」
『それは、分かったけどどうして私が・・・作曲家が必要なの?
あと1回なんでしょ、今まで通り3人でやればいいじゃん。』
「特別なことがしたいんだ。最後だから。
それで3人で出した案が特別な曲を作るっていうやつ。
お願い、いちかちゃん。」
パチンと両手を合わせてせがんでくる。
『・・・少しだけなら手伝う。』
本当にちょっとだけなら。
あと1度しか見ることが出来ないステージに立つ彼らのために。
「ホント!?
ありがとう、いちかちゃん!!」
目をキラキラさせた溝江が私の手を取った。