復活!みちのく助産院だより。~私達、大人になりました~
村田助教授
「つーいっつい、つーいっつい」
あだしは診察室から外の景色を眺めていた。五月晴れがとても心を落ち着かせていたところにあの雑音。あだしは聞き逃さなかった。
村田助教授お出ましのサインだった。
どうやらカラ出張から帰ってきた模様だった。
いつも廃墟と化した助産院に立ち寄ってくれる。
「なんで、ネギに講演会を引き受けさせたんだ!」
啖呵をきってわめいた。
あだしは気にもせず庭で採れたハーブでお茶を作り、ハーブティーを差し出した。
間もなくして、村田助教授はそれを飲み干した。
あだしは「しめしめ」と、思った。
飲み干したのはジャスミンティー。「眠り誘う薬」と、杏里も歌ってた、ジャスミンティー。
程なくして村田助教授は眠りについた。
可哀想だと思ったあなた。それは間違い。しゃべり出したら止まらない村田助教授。話を聞くのも、相づち打つのも面倒な時がある。あなたの隣にもいるんじゃない?こんな人。
あだしは診察室から外の景色を眺めていた。五月晴れがとても心を落ち着かせていたところにあの雑音。あだしは聞き逃さなかった。
村田助教授お出ましのサインだった。
どうやらカラ出張から帰ってきた模様だった。
いつも廃墟と化した助産院に立ち寄ってくれる。
「なんで、ネギに講演会を引き受けさせたんだ!」
啖呵をきってわめいた。
あだしは気にもせず庭で採れたハーブでお茶を作り、ハーブティーを差し出した。
間もなくして、村田助教授はそれを飲み干した。
あだしは「しめしめ」と、思った。
飲み干したのはジャスミンティー。「眠り誘う薬」と、杏里も歌ってた、ジャスミンティー。
程なくして村田助教授は眠りについた。
可哀想だと思ったあなた。それは間違い。しゃべり出したら止まらない村田助教授。話を聞くのも、相づち打つのも面倒な時がある。あなたの隣にもいるんじゃない?こんな人。