復活!みちのく助産院だより。~私達、大人になりました~
またまた
あだしはいつもに増して、畑仕事に精をだしていた。日差しがあまりなく、畑仕事にはもってこいの日だった。
そんな時、あだしは助手のろくでなしリーに呼び出された
「早く!」
何を焦っているのだろうか?何事も落ち着いてから物事を始めるあだしだから、レモンティーで心を落ち着かせ、診察室に入ったあだし。そこにはネギがいた。「講演会は終わったはず、何?」
あだしは畑仕事を中断されたことに腹を立て、つい荒々しい口調になってしまった。
「足をくじいてしまったみたいなんです。」
相手はネギ。足って言っても、どの足か分からない。チョロチョロと足は何本もある。あだしは怒り狂った。
「あだしは人を診るの!あんたはネギ。八百屋にでも行ってそこの店主にでも聞きやがれ!」
と、言ってやったわ。
ネギも分かったらしく、すこししょんぼりしてた。
相手がしょんぼりしちゃうと自分が悪かったみたいになっちゃって結局診てあげた。答えは簡単。
ネギを一本だけ植えるお百姓さんなんていやしない。何本も植える。くじいたのはお隣さんの足が絡まったせいだと直感的に分かった。
「あなた、周りから離れたとこにお住まいを構えなさい。」
って、アドバイスを差し上げたわ。
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