DEATH TIME




引き抜かれた所カラ血液がドク②と流れる。


萌琉は竜と距離をとる。



─なんで!?
くっそォ-----!!
これぢャ、左腕使えないぢゃん!
しかも、めっちゃ痛い─

「あぁーー
しくったなァ--」


竜がわざと残念そうに言う。


「良かったね
心臓に刺さらなくて」


「はぁ?!
おまえなぁ」


竜が萌琉の言葉を遮る。


「田宮さんってバカだよねー、ナイフ見えてたよ」


!?


「言葉も出ないみたいだね」


─プツン─


萌琉の何かが切れた。


─何こいつ・・・・
何様のつもり??
はぁーーーーー。
むかつく─









.
< 59 / 77 >

この作品をシェア

pagetop