DEATH TIME




そこに立っていたのは、つやのあるキレイな黒髪でスラッとしていて背の高い人だった。




しかも、よォ〜くみれば顔は整っていてカッコイイ感じの20代の男の人だった。



「田宮 萌琉さん」



「は、はいぃっ!!」



変な声が出た。




「緊張しなくていいからもっと軽くしてて下さい。」

とハニカンで言う。


「はい・・・」



萌琉は小さく返事をする。




─うわぁ〜
恥ずかしい
あのハニカンで言うとか反則だって・・・─




「田宮さん?」


「はいぃ!!?」


─又変な声でた─



「この部屋に入って下さい」



と言って校長は扉を開けた。









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