DEATH TIME




「ちょっと!!どういうコト?!!」


萌琉が叫ぶ。



「・・・」


だが、校長は黙ったまま扉の方に歩いて行く。



「おい!!きぃーてんのか!!」


─ピタッ─


校長は足をとめて、こっちを見て不適に笑う。


「聞いているよ、あっ、そうだ」


校長はわざとっぽく言う。


「最後の一人・・・勝者にはプレゼントがあるんだ・・・」



・・・──・・・



沈黙が続く、萌琉は堪えられなくなり校長に聞く。



「プレゼントってなによ!!まさか・・・・私を殺すとかいうんじゃないでしょーね!」




ニヤッっと校長が笑う。




「そのまさかだよ。
プレゼントは・・・・死だよ・・・」



「意味わかんねェーーよ!!
なんで勝ったのに死ななきゃなんねェーーんだよ!!!!」


萌琉はこれでもかってほど叫んだ。









.
< 68 / 77 >

この作品をシェア

pagetop