DEATH TIME
「ちょっと!!どういうコト?!!」
萌琉が叫ぶ。
「・・・」
だが、校長は黙ったまま扉の方に歩いて行く。
「おい!!きぃーてんのか!!」
─ピタッ─
校長は足をとめて、こっちを見て不適に笑う。
「聞いているよ、あっ、そうだ」
校長はわざとっぽく言う。
「最後の一人・・・勝者にはプレゼントがあるんだ・・・」
・・・──・・・
沈黙が続く、萌琉は堪えられなくなり校長に聞く。
「プレゼントってなによ!!まさか・・・・私を殺すとかいうんじゃないでしょーね!」
ニヤッっと校長が笑う。
「そのまさかだよ。
プレゼントは・・・・死だよ・・・」
「意味わかんねェーーよ!!
なんで勝ったのに死ななきゃなんねェーーんだよ!!!!」
萌琉はこれでもかってほど叫んだ。
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