ずっと貴方を想っています。
そういって笑った。
愛翔とは、家族の情に近いから。
私たちの間に、恋愛は違うと思う。
というか、似合わないっていうんだろうね。
近いからこそ少女漫画みたいな展開はありえない気がする。
『この話は終わりね!それより、シャワー浴びてきてね』
強制終了させてシャワーを促した。
不服そうな顔をしていたわりには素直にバスルームへ向かったアラン。
その姿を見送り、私は宿題に手をつけた。