ずっと貴方を想っています。
彼の制服姿に少し見惚れてしまっていた。
何だろう、日本にはないオシャレ感...。
外国は制服の規定は日本ほどキツくないし、ヘアスタイルやメイクをはじめ、香水もOK。
彼は短期留学だから、引率の先生が言っていた言葉に戸惑っていた姿を思い出した。
『日本は真面目で規律正しいから、ちゃんと言うことを聞くようにね』
私の学校は...言ってしまえば少しおバカな学校だから、規律はそんなに厳しくないと思うんだけど。
なんて思ったけれど、外国の常識は日本の非常識だからね...分かんないか。
そんなことを思いながら2人でパンを食べていると弟...縺ーレンーが来た。
いつの間にか起きてたみたいで、地元の中学校の指定ジャージ姿。
黒に黄色いライン、それと学校のロゴ。
欠伸をしつつイスに腰掛けると一緒にパンを食べだした。
「あ、姉貴」