ずっと貴方を想っています。
『日本では、自分たちの教室ではこの机を使うの。小さいけど、これが普通なんだよ?』
と、私は笑ってみせた。
そんな私たちを放っておいて先生は言った。
「相川と来栖、留学生を紹介してくれ」
「え!?あ、はい!」「マジか...」
キョドった私に対して、愛翔はため息をついた。
「えっと、アラン・ハーランドくんです。『アラン、自己紹介して?』」
「僕の名前はアラン・ハーランドといいます。よろしくお願いします」