ずっと貴方を想っています。


平々凡々な私は頭が下がる思いだよ、ホントに。




嘘です、羨ましいだけです。




いいよねぇ、私も整った顔で生まれたかった。




そんなことを知らないななちゃん先輩はみんなに呼びかける。




「ほらみんな!発声練習するよ!」




「「「はいっ!!!」」」



元気よく返事をした私たちを見て、アランは私をつつく。



『何するの?』




『発声練習だよ。アランもする?』
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