ずっと貴方を想っています。
そんな愛翔にため息をついた。
しばらくするとリビングに移動すると言った愛翔に付いて、リビングに向かう。
幼馴染とはいえ、人の家を勝手に歩き回るのは気が引ける。
「ちょっと愛翔、手伝って」
「まじか...めんどくせぇ...」
「愛翔、そんなこと言わないの!
おばさん、私も手伝うよ!」
2人でおばさんがいるキッチンへ向かう。
そんな私たちを見ながらアランとルークは目を見合わせていた。
2人は一言二言話すと笑っていた。
大した事はないのだろうと、私は2人から目を離しておばさんを手伝っていた。
夕食は和食だった。
そういえばおばさんは和食派だから、肉が出ないって昔、愛翔がボヤいてたっけ。
私は結構好きだけどなぁ、おばさんの和食。
そんなことを考えながら食べていると、愛翔がふとアランとルークに話をふった。
『そういえばさっき、2人は何話してた訳?』
『さっきって...いつ?』
『ほら、俺らが母さんを手伝ってた時』
ああ、あれ。
別に気にしてなかったんだけど、愛翔、気になってたんだ。
『ああ、あれね。2人が夫婦みたいだねって話』
「「は!?」」