うそつき 2
「喋んないで、しにくいから」
「んっ、ちょっ、と」
唯兎くんのせいで、何も考えられなくなっていく。
唯兎くんが唇を離した途端、腰が砕けて、ぺたんと、床に座り込んだ。
「あ、腰抜かした」
「〜っ、もうっ」
顔を手で覆って、赤くなった顔を隠す。
唯兎くんが、キスうますぎるんだよ…。
「果乃、耳まで赤いけど」
「あぁもうっ!言わないでよっ」
「ごめんごめん」
唯兎くんはそう言って私を抱き上げると、そのまま歩き出した。
え、まって?展開が早くて頭がついて行ってないよ?
「ちょ、やだっ、おろしてぇ…」
「暴れたら落としちゃうから。
もうお昼休みも終わるし3年のテントに拉致って行こうかなぁって」
唯兎くんはそう言うと、ニコニコと3年テントに向かう。
もう…。
「ねぇ果乃」
「何?」
「好きだよ?」
「っ、私も、好き」
この日から、唯兎くんの甘さはバージョンアップして。
毎日毎日翻弄されまくりです。
でも、そんな彼も、私は大好きなのです。
「んっ、ちょっ、と」
唯兎くんのせいで、何も考えられなくなっていく。
唯兎くんが唇を離した途端、腰が砕けて、ぺたんと、床に座り込んだ。
「あ、腰抜かした」
「〜っ、もうっ」
顔を手で覆って、赤くなった顔を隠す。
唯兎くんが、キスうますぎるんだよ…。
「果乃、耳まで赤いけど」
「あぁもうっ!言わないでよっ」
「ごめんごめん」
唯兎くんはそう言って私を抱き上げると、そのまま歩き出した。
え、まって?展開が早くて頭がついて行ってないよ?
「ちょ、やだっ、おろしてぇ…」
「暴れたら落としちゃうから。
もうお昼休みも終わるし3年のテントに拉致って行こうかなぁって」
唯兎くんはそう言うと、ニコニコと3年テントに向かう。
もう…。
「ねぇ果乃」
「何?」
「好きだよ?」
「っ、私も、好き」
この日から、唯兎くんの甘さはバージョンアップして。
毎日毎日翻弄されまくりです。
でも、そんな彼も、私は大好きなのです。