うそつき 2
「もう。葵衣のせいで、果乃ちゃん泣いちゃったじゃん」
「わりぃ。別に俺は好きなやついるからこいつに好き好んで近づかねぇって意味なんだけど」
「伝わりにくいのっ!バツとして果乃ちゃんのクラス見てこい」
「へーい」
ユキちゃんと葵衣くんは仲良さげに会話する。
そして、ユキちゃんの命令通り、葵衣くんは人混みの中に埋もれていった。
「果乃ちゃん、怖がらないで?大丈夫だから」
「う、うん」
涙を拭いて、葵衣くんの帰りを待つ。
そして、人混みの中からひときわ背の高い葵衣くんが帰ってきて。
「同じ。3組だった」
やった。ユキちゃんと一緒だ。
とりあえず一安心。
「じゃあ果乃ちゃん私と一緒だね」
「うんっ!」
そう言ってユキちゃんに抱きつく。
「友希、俺は?」
「何が」
「俺は一緒でも喜んでくれないわけ?」
「葵衣が一緒でも騒がしいだけじゃん」
「わりぃ。別に俺は好きなやついるからこいつに好き好んで近づかねぇって意味なんだけど」
「伝わりにくいのっ!バツとして果乃ちゃんのクラス見てこい」
「へーい」
ユキちゃんと葵衣くんは仲良さげに会話する。
そして、ユキちゃんの命令通り、葵衣くんは人混みの中に埋もれていった。
「果乃ちゃん、怖がらないで?大丈夫だから」
「う、うん」
涙を拭いて、葵衣くんの帰りを待つ。
そして、人混みの中からひときわ背の高い葵衣くんが帰ってきて。
「同じ。3組だった」
やった。ユキちゃんと一緒だ。
とりあえず一安心。
「じゃあ果乃ちゃん私と一緒だね」
「うんっ!」
そう言ってユキちゃんに抱きつく。
「友希、俺は?」
「何が」
「俺は一緒でも喜んでくれないわけ?」
「葵衣が一緒でも騒がしいだけじゃん」