うそつき 2
ほんとに大丈夫かな…。
唯兎くん頑張り屋さんだから、無理してるかもしれない。
今日はいっぱい寝かせてあげよう。
それで、いっぱい甘えさせてあげなくちゃ。
唯兎くんが倒れちゃったらやだもんね。
そんなことを思いつつも、1時間後には未だ体力の戻らない私の方がフラフラで。
どうしよう。
今日はいつもより日差しが強いから、水分が足りない。
マネージャーさんは男女それぞれに同じ人が入ると言うマネージャー枯渇問題が数年続いているらしい。
あいにくスポーツドリンクを持ってきてくれるマネージャーさんも翔くんと唯兎くんにつきっきりでこちらを向いてくれない。
これは、やばいかも…?
唯兎くんより、私の方が先に倒れちゃうよ…。
めまいがしてコートの端に座り込む。
「果乃ちゃーんっ、大丈夫ー?」
秋帆ちゃんがネットの向こうから叫ぶ。
すごい、頭の中で何回も反響してる…。
唯兎くん頑張り屋さんだから、無理してるかもしれない。
今日はいっぱい寝かせてあげよう。
それで、いっぱい甘えさせてあげなくちゃ。
唯兎くんが倒れちゃったらやだもんね。
そんなことを思いつつも、1時間後には未だ体力の戻らない私の方がフラフラで。
どうしよう。
今日はいつもより日差しが強いから、水分が足りない。
マネージャーさんは男女それぞれに同じ人が入ると言うマネージャー枯渇問題が数年続いているらしい。
あいにくスポーツドリンクを持ってきてくれるマネージャーさんも翔くんと唯兎くんにつきっきりでこちらを向いてくれない。
これは、やばいかも…?
唯兎くんより、私の方が先に倒れちゃうよ…。
めまいがしてコートの端に座り込む。
「果乃ちゃーんっ、大丈夫ー?」
秋帆ちゃんがネットの向こうから叫ぶ。
すごい、頭の中で何回も反響してる…。