僕らのReLIVE
引退した3年生はマネージャー含めて5人で僕たちは最後に今後どうするか話しながらキャッチボールをしようということで校庭に出た。

元主将であるかずやが

「たくみは高校どうする?やっぱり強豪校の高校なのか?」

ボールと一緒に質問を投げかけた

「僕は……——!?」

ボールに驚き避けていた
避けたボールは校庭の端へと転がっていった。

「たくみー!何やってんだよー!」

ボールを追いかけていた僕に言った。

今確実に避けたよな…本能的に…
僕はボールが怖くなっていた。

拾ったボールをかずやに投げ返して

「ちょっと座ってていいか?」

僕は校庭の端にあるベンチに腰掛けに行った。そこへ元マネージャーのしおりが駆け寄ってきて僕の隣に腰掛けた。

「たくみくん、みんなとキャッチボールしないの?やっぱり右目が…」

しおりが心配そうに僕を見ていた

「ううん、右目なんてたいしたことないよ。ただ………野球するのやめようかなって思う」

僕は俯いてしまった
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