俺にもっと溺れろよ。




......なんてねっ。



だけど、いつかは両親のようになりたいなって思ってる自分がいる。


そうなるには、まず朔先輩に好きになってもらわないとね!




そこからは、お母さんと楽しく話しながら、ご飯を食べた。


お父さんは、朝が弱くてまだ寝てるけどね。





*


*



「それじゃあ、行ってくるわね!」



「桃花!気を付けるんだぞ?」




色んなことしてたら、あっという間に、夕方になってしまった。


寄るところがあるらしく、友達と会う予定時間よりも......早く出掛けるらしい。



「うん、いってらっしゃい!


楽しんできてね〜!」



高校からの友達に会うのって大切で貴重な時間だと思うしね。



「も、桃花が心配だ〜」




「お父さん!わたし高校生だよ?


大丈夫だから、楽しんできて!」




ほんとに、心配性なんだから。



結局、お母さんに連れて行かれるまで、ずっとわたしのことを心配してくれていた。




......さて!わたしも暗くなる前に夜ご飯買いに行こ!



朝からずっとなに食べるか考えてたけど、やっぱりコンビニかな!



でも、家からだとコンビニよりファミレスの方が近いんだよね。



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