俺にもっと溺れろよ。
......もぉ〜、どっちも良すぎて迷う。
結局......迷いに迷った結果、コンビニが選ばれた。
コンビニだと、わたしの好きな食べ物が確実にあるから好きなんだよね。
──ガチャ。
軽く準備して、家を出る。
はぁ〜、涼しくて気持ちい。
でも、冬に比べたら日が落ちるのが遅くなってから、だんだん夏が近づいてるのが分かる。
わたしは、夏が好きだから待ち遠しい。
夏にしたいことを考えながら歩いていたら、すぐに目的地に着いた。
「いらっしゃいませ〜」
まだ、夕方だからか、品揃えが豊富でテンションが上がる。
わたしは、オムライスと飲み物を選んで、レジに行く。
「ありがとうございました」
お金を払い終え、コンビニを出て少し歩いた時に、
「あっ!」
1番の目当てだった、コンビニスイーツを買ってないことを思い出す。
わたしったら、1番のお目当てを忘れるなんて......。
そう思いながら、コンビニに引き返す。
ほんと、すぐ気づいて良かった。
そして、
目的地が目に入ったときだった。
「...........えっ」
朔先輩が女の人とコンビニに入っていくのが見えたのは。