俺にもっと溺れろよ。





「クラス一緒だね!!!」





興奮気味に言うわたし。



風ちゃんは......。



「ほんと、桃花とクラス離れないわね」





冷静に話す。


ん?


聞き捨てならぬ。


ねぇ。風ちゃん、風ちゃん。



「それって、わたしと離れたいって、こと......?」





確かに、わたしたちは今まで1度もクラスが離れたことがない。

いつも嬉しいって思ってたのはわたしだけ......?



少し涙目になりながら風ちゃんの答えを待つ。



そしたら風ちゃんは。



「桃花......。


なんでそうなるのよ。

まぁ、わたしの言い方が悪かったけど。


嬉しいってことよ。桃花と居ると楽しいし」




そんな嬉しいことを言ってくれた。



よかった。。。



やっぱり風ちゃんは最高だ。



わたしは嬉しすぎて、


「風ちゃん〜!!!」




風ちゃんに泣きながら抱きついた。


もちろん、嬉し涙目で。



「なんで、泣いてんの。


てか、汚れるからどいて」




冷たい目で風ちゃんは見てくる。


ひ、びといよ。さっきの優しさは......?


汚れるって!悲しすぎ。


でも、正論。(笑)
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