俺にもっと溺れろよ。





可愛すぎて、できることなら俺の中に閉じ込めたい。



「......ん、さ、朔せ、んぱい......」



苦しくなってきたのか......手錠の音が大きくなる。

こんなので、苦しくなってるとか初心すぎて可愛い......。


嫉妬と最近なかなか会えてなかったのが重なり......止まんなくなる。



「......おっと、危ない」



とうとう腰が抜けてしまった桃花の腰を支える。


「......はぁ......もうむ......り......」



桃花は、もう限界そう。

さすがに、これ以上したら桃花がもたないだろうから、我慢するか。

っていうのは建前で......本当は、俺の理性がもってる前に終わんねぇと、ほんとに抑え効かなくなりそうだから。



「......桃花、もっと自分が可愛いってこと自覚して」



「......え?」




「......あと、俺の彼女なんだから、そんな可愛い格好するの俺の前以外禁止。



今日は、しょうがないけど......」



......嫉妬で狂っちゃうから。


俺の嫉妬心燃やしたら、本当に立ってることも難しくなっちゃう......よ?




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