俺にもっと溺れろよ。




そんなこんなで教室へ。



風ちゃんは爆笑だし。


クラスメイトも笑ってる。



もう!びどい......けどみんながこれで笑顔になるならいいや。


ここまできたら開き直るわ!



「桃花、最高」





まだ笑ってる風ちゃん。


正直、なにが最高なのか分かってるけど分かりたくない。



「......あはは」




笑うも顔は引きつってしまう。




わたしは初日からすごいことをしたと改めて思った瞬間だった。





今日は昼までで学校は終わりで。



わたしは昼食を風ちゃんと外でたべる予定......だった。




はずだったんだけど、またまた最悪なことがあり。





わたしがお手洗いに行く途中、担任の先生に呼ばれ。


「南。この教材、空き教室に持っていってくれ」





先生、嘘ですよね。

入学式の日にそんな頼みごとしますか?


でも、ここで断ると成績だだ下がりだよね。


はぁ。。。

やるしかないのか。


「分かりました」


「おぉ、助かるぞ」




多分、喜んでいる先生。


自分。多分って興味無さすぎ。

わたしは、テンションダウンです。



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