俺にもっと溺れろよ。
ということがあり、ただ今風ちゃんに相談中。。。
「ね?おかしいでしょ?」
普段の感じからしてあんなこと言うなんておかしいよ。
気難しい顔をする風ちゃん。
「どうだろうね......」
「どうだろうね」って。
なにそれ、意味深すぎる。
すぐに。
さっきとは打って変わってニヤリとする風ちゃん。
なんか、さっきより疑問がより深まったんだけど。
相談する相手、間違えた?
でも、目の前にいるのは確かに風ちゃんだから間違えてはいない。
ぶぅーと口を尖らせるわたしに、
「桃花が、これからどう頑張るかで変わるんじゃない?」
とても心強い言葉を掛けてくれた。
これからどうなるなんて"わたしがどう頑張るかしだい"か。
風ちゃん、深いよ深い。
「これは、楽しみね」
「なにか、言った?」
「なんも、言ってないよ」
えぇ〜、言ったと思ったのにな。
わたしって、やっぱ耳おかしいのかな。。。
そう考え込むわたしには、謎に笑みを浮かべる風ちゃんの小さく呟いた声はわたしには聞こえていなかった。