俺にもっと溺れろよ。





友達かぁ〜って思って後ろを向いた。





後ろを向いたら早瀬先輩だった。





で、早瀬先輩は呑気に「......よ」って言った。





ということがあり、今に至る。





いやいや。


全然、理解出来ないんですけど......!?



頭の中はプチパニック。




「お前が、居たから」





そんな中で早瀬先輩は爆弾発言。





──ドキーン。




お、お前が居たから?



プチパニック起こしてる中で。



そんな急に、爆弾落とさないで下さいよ。




「さ、左様でございますか......」





びっくりすることが多すぎて変な言葉になる。



最近の、先輩。


やっぱり、初めの頃と違う気がする。



「左様でございますかってなんだよそれ......」





──ドキン。




また、爆弾落ちました。



その笑顔はほんといつ見ても胸がドキドキする。




「も、もしよかったらですけど。


い......いっ、一緒に帰ります?」





わたしは、自分に爆弾落とす。



ほんと、わたしはすぐ調子乗る。




「あ......あはは。


う、嘘ですよ」

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