I need you.
次の日の学校では席が隣ですごく気まづかった.

自分から話しかける勇気なんてない.

そう思っていた時和季といつも仲良くしている男子から

私に話しかけて来た.

「ちょっといい?」

「うん.」

教室を抜け出しベランダでグラウンドを見ながら話していた.

「和季から告白されたんだろう?」

「うん.まぁ。でもジョ-ダンだよきっと.

和季はうちの事からかってるだけに決まってんじゃん.」

「違うよ.」

「えっ??」

「和季.本気だよ.」

一瞬何を言われたのか分からなかった.

「本当だよ.信じてやれよ.」

私は何も言えなかった.

黙り込んだまま授業のチャイムが鳴った.

席につき.また気まづい時間が始まる.

その授業の間さっき言われた事が頭から離れなかった.

次は移動教室.

和季と話すチャンス.

教科書を持って走って和季を追いかけた.

「和季っ!!」和季怒ってるだろうな...。そう思いながら声をかけた.

和季は驚いていた.

「どうした?」

「和季の事信じてあげられなくてごめんね.うちも好きだよ.」

「俺もだよ.」

「そういえば.移動教室の途中だっ!!」

「やべっ!!遅れる!!走れ」

そういわれた瞬間和季が私の手をとり手をつなぎながら走った.

「ギリギリセ-フ★間に合ったな!!」と言いながら

私に向かってピ-スをした.


それから付き合うことになり毎日メ-ルするようになった.
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