美男子ガイド。

「そっか」


「うん」


「そっか」


「うん」


「そっか…」



「うん…つーかその『そっか』って何よ!?」

あたしは沙也にツッコむ。


あたしより沙也の方がテンション低くなってるじゃん。




「いよいよ勝負の時が来たのね」


「…え？」


「長かったわ、この半年間。うんうん」


「え？」

なんかこの人一人で語ってるんですけど。


「奈知って以外と純情だから。あ、コレ最後のアドバイスね」


「え？」


「だからー、今日告りなさい！」


「は？誰に？」



「はあ!?奈知に決まってんでしょーが！」





えーーーーー!!!!!