美男子ガイド。
「あ。」
女子ってあたしだけなのかなあ…
あたしは勇希に聞いてみた。
「んーかもなあ…?」
そう言った時、
ガラッ
ドアの開く音がした。
「ごめんートイレ行ってて遅れちゃったっ」
「すいませんっ遅れました」
「………。」
3人の男子が入ってきた。
またオトコかあ……
オトコ嫌いな訳じゃないけどさあ
ホントに女子いなかったりして……?!
最悪……
「おーッ!礼也にたろーちゃんに総一郎クン!久しぶりやなあ★遅れたとか全然いいってっまだセンセー来てへんし♪」
そう言って勇希は出席簿に来た人にマルを付けていった。
「あれ?まだ一人いーひんわ」
そんな時、またもや遅刻者出現。
どんな学校だよここは……
「遅れましたー」
だるそうなその声の先には、日本人形みたいなキレーなロングの女の仔が立っていた。