美男子ガイド。
「でも、どうすればいいの?」
「何かええ考えは……」
「「ないな。」」
あたしと勇希が同時に言った。
「漆田君なら、わかるんじゃない?!」
あたしは漆田君に聞く。
「そこまで凄くないから。」
返された!!!
「うーん……一回戻ってみんなに相談しようか」
「そうしよっか」
「やな」
そうしてあたし達はいったん理科室に集まった。
「……って思ったんやけど、みんななんかない?」
シーーン。
みんな考えてるけど、思いつかない様子。
「入りたくなる理由か…」
すると礼也君がつぶやいた。
「それなら、ボクたちを使えばいいんだよ!!!」