天狗に愛されてⅡ


塞side


「…空気がピリついてるな。」


これも封印の衰えが原因か。


「早いとこ柱を探っ…っ!?」


遠目に横切った女を見て足が止まる。


「譲葉!!!!!」


『…え??』


そこには人間の姿に戻った譲葉が居た。
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