天狗に愛されてⅡ
塞side
「お前を見つけた事がバレたら
俺までとばっちり受けそうだな。」
『れ、連行するつもりッ!?』
なんで、身構えんだよ…。
「ハァ…アイツが鬼の形相で迎えに来るまで
付き合ってやるよ。」
『お、鬼の形相…。』
それを聞いた譲葉は少し青ざめた。
「ほら、行くぞ。」
『え!!ま、待って!!』
黙って出て来た譲葉が悪い。
でも、今この瞬間が少しでも続けば良いのにと
心の奥底で俺は思っていた。
塞sideEND
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ずっと一緒に生きてくって思ってた。
なのにそれは突然奪われ、
私は「独り」になった…。
私から大切な人を奪った
アイツらを絶対に許さない。
『私に関わらないで。
お前らなんか信じないし、
馴れ合いたくもない。』
人嫌いで復讐を糧に生きる美少女。
神崎 朱音 (かんざき しゅおん)
神崎 蒼翔 (かんざき あおと)
通り名 『双姫』
×
「ほっとけるかよ!
絶対お前を見捨てねぇ。
たとえお前が俺らを切り捨てても
必ず闇から救い出してやる!!」
全国一暴走族『双覇』総長
神田 玲 (かんだ れい)
通り名 『麗覇』
副総長
的場 李樹 (まとば りき)
通り名 『真覇』
「私達を信じて下さい。」
幹部
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通り名 『守覇』
「朱音!!僕ら友達でしょ!?」
赤羽 愁斗 (あかばね しゅうと)
通り名 『攻覇』
「一人で抱え込んでんじゃねぇーよ!」
樺沢 類 (かざわ るい)
通り名 『静覇』
「朱音…これ以上闇に染まらないで!!」
闇に染まり、復讐を遂げる事だけを
夢見る少女を彼らは救う事が出来るのか……?
暴力表現あり!
そこんとこ、ご了承ください!
初作品『双姫』完結!
これからもよろしくお願いします!
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『また出番が来るなんて思わなかったわ…。』
「特に俺達が人気らしいよ?
やっぱり、朱音は人を虜にするね??
…妬ける。」
『え…な、な、なんで?』
言葉の最後で類の声色が変わった事に焦る。
「読者の皆様。
朱音は俺が独り占めするんで次ページへGO!!」
『そんな適当に先導しないッ!
皆さん!番外編よろしくお願い…ギャー!!!』
次ページへGO٩(ˊᗜˋ*)و
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いつもと同じ時間に起きた。
外は昨日と変わらず良い天気。
今日も倉庫で皆と楽しむ…筈だった……。
蝶野 信歩(ちょうの のあ)
ある族の元姫。
濡れ衣を着せられ姫の地位を剥奪された。
『信じてる?信じろ??
そうやって言う奴程裏切るのよ!』
槇野 紫苑 (まきの しおん)
『嵐王』総長。
ある事故から声が出なくなった過去を持ち、
いつも手帳とペンを持ち歩いてる。
【力になるから俺達を頼れ。
お前の事は俺が必ず守るから…。】
楠木 捺央 (くすのき なお)
『嵐王』副総長。
紫苑の幼馴染みで声を失った過去を知り、
そのせいで人の感情に敏感な体質に。
「信歩は何も悪くなんかない!」
久遠寺 黒鉄 (くおんじ くろがね)
『嵐王』幹部。
乱暴で口が悪い上に目付きも切れ長で、
怖がられる事が多い。
「メソメソしてんじゃねぇーよ!胸糞悪ぃ!!」
白坂 匡 (しらさか きょう)
『嵐王』幹部。
一人だけ敬語で話し、
いつも冷静に事を見つめている。
「私達が側に居るんです。
何がそんなに不安なんですか?」
青峰 琥珀 (あおみね こはく)
『嵐王』幹部。
よそ者に対して警戒心が非常に強く、
言葉巧みに相手を揺さぶる癖がある。
「アイツらから逃げて、
今度は僕らからも逃げようっての?」
信じていた仲間に裏切られ、
大きな傷を負った彼女を彼らはどう救うのか?
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