忘れられない君との夏。


東京なんて、夢なんて捨てて、私をなんて言うのはおこがましい。


でもせめて、家族を、この町を、友人をとってほしい。


そう言えたら、いいのかな?


本当にそれが私の望むこと?


自分の素直な気持ちが分からない。


もう、時間がないのに。

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